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むらいクリニック通信

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メラトニン

メラトニンって、何?

メラトニンとは、「睡眠ホルモン」と呼ばれ、自然な眠りへと導くホルモンです。

 

役割:深部体温を下げる
副交感神経を優位にして、気持ちを落ち着かせる
呼吸や脈拍、血圧を低くする
抗酸化作用(老化防止、抗癌)免疫力向上

 

メラトニンが分泌されることによって、末梢血管が広がり、体内の熱が外に放出され体温が下がることによって、眠くなります。呼吸や血圧を安定させ、副交感神経を優位にする働きがあります。それによって、身体はさらに眠りに適した状態になります。

私たちの身体は毎日ほぼ同じリズムで活動し、眠るための周期を持っています。通常、起床後に太陽光が目から入ると、体内時計に時刻情報として伝達され、体内時計を朝の状態に合わせることになります。朝の光を浴びてから、14~16時間くらいすると、脳内の松果体からメラトニンの分泌が始まります。
朝の起床時に十分な太陽光を浴びなかったり、暗い部屋で昼過ぎまで眠っていると、概日リズムのリセットが適切に行われず、その日の入眠時刻が遅くなります。
一方、夕方から夜の時間帯に強い光を浴びると、昼の時間が延長することになり、休息への準備が遅れ、結果的に入眠時刻が遅れることになります。

朝食をしっかり摂るようにしましょう!
朝食を抜いたりすると、トリプトファンの必要量確保するのが難しくなるかもしれません。(トリプトファンの含有量が多いのは、肉類・乳製品など)

 

パソコンや携帯の使用は、画面からの光でメラトニンの分泌を妨げます。寝付きを悪くしたり、起床時にスッキリ起きれなかったりします。寝る30分~1時間前には使用を避けましょう。
明るい部屋で眠ると、メラトニンの分泌が抑えられ深い睡眠が得られなかったり、途中で目が覚めることが多くなる原因になります。
光を味方につけて、良い睡眠習慣を身につけましょう!

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